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h20/1/21 大分県杵築市でコミュニティ−バスを視察しました。
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平成20年1月21日 大分県杵築市で循環バス事業を視察しました。

バス路線については、昨年の選挙中に行なった各地区の懇談会でも、多くの要望が寄せられました。
岩松(岩松北地区を含む)には、中央病院や、市役所に直通で行けるバス路線がありません。
岩本山団地へ往復する路線は、昨年もバス会社から廃止の要望が出され、市の補助金の継続で、やっと維持されることになりました。
当選直後、6月議会の質問で、バス路線の継続、維持について質問しました。

DMVが導入されるのは良いが、DMVに接続するバス路線が整備されなければ、市民全体がその恩恵を得ることができない。
岩松から船津のバス停を結ぶような東西、南北のバス路線を構築すべきである。
というのが私の主張です。

この路線が構築され、ひまわりや、DMVと連絡すれば、富士市の公共交通も、かなり利用しやすくなると思います。
市長の答弁は、内容には理解を示したものの、実現には、やはり地域住民のバス利用に対する相当な理解が必要とのことでした。

市は、不定期ですが、地域を限定してアンケ−ト調査をしています。
岩松で行なった調査の結果は、次の通りです。

対象者 345人 回答 296人  
日常の交通手段 自家用車  200人(67.6%)
        バス     4人(1%)
残りの方は、時々バスを使ったり、家族に送迎してもらったりという方です。

市民から集めた税金をめいっぱい投入してバス路線を維持せよという主張も無いことはないと思いますが、税金から補助を出すにしても、ある程度収益性の見込めるものにして、税金の投入は、最小限に抑えなければいけないと思います。

田子地区には、コミュニティ−バス「しおかぜ」が走っています。
「しおかぜ」は、田子地区の住民が、話し合い、出資して走らせています。
要するに、みんなで利用するという意思表示の元に、その意思を堅いものにするために自ら出資し、市の補助を受けながら、民間会社と提携して、まさに、住民が走らせているバスです。
細かいことは別途報告させていただきますが、このバスは、さすがに住民の話し合いの中で生まれたものだけに、当初の予想より利用者が多いということです。

こんな事を頭に入れながら、杵築市の取り組みを楽しみにしていました。

大分県杵築市は、平成17年10月に、杵築市、山香町、大田村が合併し、38,778人の、市になりました。
海岸線もありますが、奥深い山間部も抱えている街です。
民間の運営するバス路線も12路線ありますが、特に山間部では、赤字路線が廃止され、高齢者の通院や、子供たちの通学に支障をきたしています。

そこで、1市1町1村の、元々運営していたコミュニティ−バスの路線を整備し、民間が廃止した路線も含めて新しいコミュニティ−バス事業を展開しています。

路線は、市内循環コ−ス、山香コ−ス、大田コ−ス、杵築コ−スの4コ−スに分類されています。
市内循環コ−スは、合併した3つの役所と市立病院を結ぶ、一週45.7kmのコ−スを右回り、左回り、各々1日4便計8便運行します。
土、日、祭日、年始は運休。
所要時間は83分。
バス停は23カ所。
料金は、1回100円。
運行は、入札により、民間会社に委託。
総事業費 8,053,500円
国庫補助 3,600,000円(平成19年度終了)
一般財源 3,771,900円
事業収入   681,600円

山香コ−スは、路線バス廃止に伴う交通空白地域の高齢者の通院、買い物等を支援するために、
旧山香町で、始められた路線です。
運行は、12コ−スに分かれ、29人乗りのバスで各週1〜2便、無償で運行しています。
運行は、やはり委託です。
料金をもらうと、営業許可等、費用がかかるので、無償の方が、お金がかからないそうです。
1日の平均利用者は63人です。

大田コ−スは、6つのコ−スを、1日2コ−ス、週3日運行しています。
市所有の10人乗りワゴン車を市の委託職員が無償で運行しています。
1日の平均利用者は21.4人です。

杵築コ−スは、民間が廃止した4路線を復活させ、1日3〜5便運行しています。

現在は、既存の民間バス路線の無いところでは、フリ−乗降なので、バス停が無くても乗降できるそうです。

話を聞きながら、1週間に1便しかない地域があったり、不便な感じがしました。
1便と言っても、午前中と夕方の便がセットで1便なので、行きと帰りの足は確保できるそうです。
たしかに最初は不便なのですが、午前中出かけて役所や病院や買い物を済ませると、ちょうど良い時間帯になるので、慣れてくるそうです。

あまり便数を増やすと、タクシ−会社から苦情が来たり、フリ−乗降では民間バスのバス停のお客さんを乗せてしまってバス会社から苦情が来たり、苦労も多いそうです。

当てが外れたのは、通学や通勤の利用がほとんど無いことだそうです。
行きは良いにしても、帰りの足の保証がないのが理由です。

運行に当たっては、時刻表を全戸配布したり、職員がケ−ブルテレビに出演して宣伝したり、一応の努力はしたのですが、やはり、地域住民との意識調整が不足していたために、今一歩利用が伸び悩んでいるのが反省点だそうです。
1日60人程度の利用では経費がかさみすぎるので、値上げも視野に入れているということでした。

週に1便とか、2便では、利便性に欠けているとは思いますが、少ない財政の中で、より細かいル−トを考え出し、市民全体が、最低限の足を確保するという、杵築市の考え方には敬意を表したいと思います。

やはり、コミュニティ−バスを走らせるには、地域住民が、バス停を決めたり、1台あたりの利用者数の目標を決めたり、料金を決めたり、話し合う中から生み出されなければ成功しないと思いました。

先日、裏山の「山の神」さんの祭典で、参加した区長さんたちから、バス路線の廃止を心配する声があがりました。

昨日は、岩本山団地の知人から電話があり、毎朝バスを利用している住民がいるので、何とか路線を確保してほしいと頼まれました。

上記のような話をしましたが、村の青年が高齢期を迎えるのはそんなに遠い話ではありません。
交通事故を減らすためにも、環境対策からも、便利なバス路線の確保が必要だと思います。

「しおかぜ」を勉強し、岩松の住民の足を確保し、様々な反省から更に学び、富士市全体の足の確保につなげていきたいと思います。











聴講風景











視察を受け入れてくれた
杵築市の皆さんです。
一番手前が説明をしてく
れた坪井さんです。











杵築市は城下町です。
30分の空き時間に
武家屋敷へ案内して
くれました。











説明員のおじさんが案内
してくれました。
日本建築にものすごく詳
しいおじさんでした。












日本庭園の飛び石は、
北斗七星の模倣で、
7つが基本だそうです。










     部屋がたくさん繋がって
     いますが、それぞれの部
     屋に役割があるそうです。
     







  明日のフェリ-の都合で
  臼杵市(うすきし)に
  移動しました。
  夕食のあと、いつもの
  ように街ブラしました。
  駅前に国宝臼杵石仏の
  レプリカがありました。











      臼杵市も城下町です。
      歩いていると城跡へ
      続くと思われる階段が
      あったので登ってみま
      した。










  天守閣はないのですが、
  鳥居のたくさんある神
  社がありました。










  平らな街の真ん中に小高い
  丘があってそこが城跡です。
  裏口から登ってしまったら
  しく、最後が城門でした。






  城下町は景観条例でし
  ょうか?漆喰に統一さ
  れていました。
  観光でも発展しそうな
  感じでした。
  ガス灯のあかりに似た
  証明がロマンチック
  でした。











  商店街は、かつての富士市の
  商店街のようにいろんな専門
  店が並んでいました。
  富士市の商店街の活性化も
  重要な課題です。







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